遊休農地活用事業(ミツバチプロジェクトと野菜づくり)

ミツバチプロジェクト


イチゴ栽培が盛んな亘理町では花粉交配用にセイヨウミツバチを飼育する農家も多く、里山には少数ですがニホンミツバチも生息しています。環境指標生物である蜜蜂に焦点を当て、ミツバチの飼育を行い、亘理の豊かな自然環境の保全と持続可能な地域づくりに取り組んでいます。採集したハチミツを皆で分かち合い、心も身体も健康で笑顔で暮らせる「亘理らしい地域復興」を目指しています。

また、農地の荒廃を防ぎ景観を維持するために、多様な人々が集い、交流の場となるビーガーデンづくりにも取り組んでいます。


野菜づくり


亘理町では震災後に若年層が通勤通学に便利な都市部に流出し、高齢化がゆっくりと進行しています。

その一方で、農家数と経営耕地面積が減少し、農地の集約化が進んでいます。

<第5次亘理町総合発展計画第1回審議会(令和2年7月2日)資料「データなどから見る亘理町」より>

大規模な専業農家が増えていく中で、活用しにくい点在する狭い農地が取り残されつつあるのです。

「土地が荒れるのを見るのは辛い、せめて雑草は生やすまい」と耕運機をかけるのが精一杯だという農地も増えています。私たちは農作物を栽培し、障がい者就労施設の皆さんと共同でそれらを使った商品を開発・販売しています。

 

商品はオンラインショップでもお買い求めいただけます。